花とキャンドル展銀座 出展レポ③

10/8〜9 東急プラザ銀座にて開催された【花とキャンドル展銀座】の出展リポート第3段です。

レポ①レポ②と合わせてお読み頂けましたら幸いです。

今回の展示会は本来昨年開催予定でしたが、コロナ禍でやむなく延期となり、今年やっと実現出来ました。

一出展者である私としては展示会に作品を出展するのは久しぶりで、どういった作品にするか決めるまでには、実はかなりの日数がかかりました。

思い悩む内に、この夏に新潟県越後妻有に家族で訪れて、その里山風景にとても心を打たれまして、その気持ちを作品にしたいと考えるようになりました。(小学生の自由研究みたいですね…)

一面の棚田
蛍草の群生地

旅の目的は世界最大級の国際芸術祭 越後妻有 大地の芸術祭鑑賞でした。

町のいたる所にアート作品が展示されています
清津峡 渓谷トンネル
小さなライトボックスによるインスタレーション作品 ビルズクラウド
旧ソ連出身の芸術家カバコフの新作 手をたずさえる塔
松代城展示 憧れの眺望
鉛筆の1本1本に世界の国や都市の名前が入っています

広大な地域に点在しているアート作品すべてはとても3日間では制覇出来ず、メイン処を中心に周りましたが、画像以外にも本当に沢山の素晴らしい作品を鑑賞することが出来ました。

越後妻有 大地の芸術祭は11/13まで開催ですので、気になる方は是非ホームページのぞいてみて下さい。https://www.echigo-tsumari.jp/

芸術祭のお話しが長くなりましたが…

そんなことで、ようやくひと月ほど前から花材調達を始めて、時間に余裕がなかったので、試作なしの一発勝負と心に決めて制作にとりかかりました。

作品タイトル【Nostalgia】
中は空洞になって灯りを透します
赤と緑と白のお花で。
銀座スタジオエスオリジナルLEDライト内蔵
展示会前に教室で撮影

里山の秋をイメージして、花材は白ヒエや鮮やかな真紅の千日紅、山イモのつる、スモークグラス、その他。

久しぶりに気まぐれなワックスと向き合う貴重な時間を楽しみながら制作。

ライトは穏やかな暖色系点滅、五穀豊穣を祈り黄金色で縁取りました。

作品タイトルの【Nostalgia】は懐かしさ、郷愁、懐古、望郷の意味があります。

里山の自然とそこに暮す人々の温かさに感じた思いを込めました。この夏に突然のお別れとなった義母との思い出も閉じ込めて。

展示作品は教室に持ち帰りましたので、お越しの際はご覧頂き、ご感想など伺えましたら幸いです。

以上で3回に渡ってのレポートは終わりです。

最後に展示会主催の銀座スタジオエス&ルシエ銀座 斉藤先生

ご一緒したローヤルフラワースクール銀座の先生方、花キャンドル認定校の先生方

ご来場頂きましたお客様に心よりの感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。

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